歌舞伎役者、十八代 中村勘三郎(1955年生 中村勘九郎)は以前こう言ったという。
十八代勘三郎 | |
中村 勘三郎
小学館 2013-03-01 |
「歌舞伎では、まず、先人の教えをそのままそっくり真似る。つまり、完全なコピーを作る。
そっくりに出来るようになるまで、何度も稽古を重ねる。
そして、その殻を破り、新しい演技ができるようになった時は、それを【型破り】という。
基礎も型もできてないのに、ただ新しいことをやろうとする、それを【型無し】という。」
音楽にも通ずる、深いお言葉だと思います。